お金

経済成長とは

経済を成長させるためには何が必要かということを考察すると、一番簡単で手っ取り早いのは我々がモノやサービスをたくさん買えばよいわけです。モノやサービスに対する需要が高まれば、それらを製作している企業が生産を増加させていきます。

生産を増加するためには会社は雇用者を増やし、材料の仕入れを増やし、さらには機械を新たに導入しなくてはならないでしょう。そうするとさらに景気が良くなり、経済はますます成長していきます。

逆に、我々がモノやサービスの購入を控え、財布の紐を固くすると、世の中にお金が回らなくなって景気が悪くなります。経済成長率も悪化するでしょう。このように、経済成長は人々の購入意欲、言い換えれば経済全体における需要の強さによって左右されるのです。

お金の流れ

余ってる所から足りない所へお金は回っていくのが正常な流れです。「金は天下の回りもの」といいますが、お金はどのような形で「回って」いるのでしょうか。お金はモノやサービスの対価として支払われます。しかし、お金はモノやサービスが買い手から売り手に移ると逆方向に動いているというだけではありません。

実は、水が高いところから低い所へ流れるように、お金は最終的には「お金が余っている所」から「お金が足りない所」に流れているのです。それを理解するために、世の中が家計と企業という二つの部門で構成されていると想定します。

家計は、企業で働くことにより、企業から賃金としてお金を受け取ります。家計はそのお金を消費に回すので、そのお金は商品を生産・販売している企業に戻っていくことになります。つまりお金は循環しているということになります。