経済

金融市場とは

どのような市場でも、買い手が自分のほしいものを買い、売り手がその代金を受け取るという取引が行われています。では、金融市場という市場では、どのような取引が行われているのでしょうか。「金融う市場というぐらいだから、お金の取引を行う市場だろう」といった簡単な想像はつきますが、その「お金の取引」の説明をしていきたいと思います。

金融市場とは、簡潔に表せばお金の貸し借りをする空間を指します。ただし、ここで二つの点に注意する必要です。第一に、後でトラブルが発生しないように、貸し借りを行ったことを証拠立てる「借用書」を借りてが貸し手に渡す必要があります。

第二に、借りては貸し手に対してお金を貸してくれたことの「謝礼」を、例えば消費者金融でいえば金利というお金です。親しい間柄なら無利子でお金を貸すこともあるでしょうが、他人からお金を借りる場合は謝礼として元金と併せて利息を支払うことになります。

国債も借金のうち

知人からお金を借りる際にも、後になって「貸した」「借りない」というトラブルを起こさないためには、借用書を作成しておくほうがよいでしょう。国もお金が足りないときには(つまり財政赤字が発生したときには)国民からお金を借りますが、その際に発行する借用書を国債といいます。

日本の政府は毎年、巨額の赤字を出し続けています。そのため、借用書をである国債が雪だるま式に増えていきます。もちろん、借りたお金は期限がくれば返済しなければなりません。それを国債の償還といいます。国債には償還までの期間が一年未満の短期国債、二‐五年の中期国債、それ以上の長期国債という種類があります。